こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
今回も、気になる話題を掘り下げていきます。
カメムシの大量発生が話題となっていますが、
一昨年あたりから、カメムシに似た虫で
茶色で細長い大きめの虫をよく見かけるように
なった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、
カメムシみたいな虫で茶色の細長くて
大きめの、臭いは青りんごというか
すっぱい臭いの虫は何奴なのか?
調査してまとめました。
カメムシみたいな虫で茶色の細長い大きな虫は何?
最近見かけることが多くなった
カメムシみたいな虫で茶色の細長い
大きな虫の正体は
マツヘリカメムシではないでしょうか。
私がよく見るカメムシみたいな虫で
茶色の細長い大きな虫は↑これです。
読者さまも見かける虫が↑これならば
このままご覧ください。
カメムシみたいな虫で茶色くて大きい虫に
クサギカメムシがいますが↓
今回はこちらではない
カメムシみたいな虫を取り上げます。
改めてご紹介すると、
このカメムシみたいな虫で
茶色の細長い大きな虫は
マツヘリカメムシです。
成虫は体長15-20mm、
体幅5-7mmで
カメムシとしてはやや大型。
北米大陸西部原産の外来種です。
20世紀中期、北米大陸において
西部から東部に分布を拡大、
1999年イタリアで外来個体が
初めて発見された後、
欧州各国で急速に分布拡大しました。
日本にはいつ入ってきたの?
日本には2008年に東京に入ってきて、
その後日本各地で分布を
広げているようですね。
Wikipediaによると
- 2008年3月26日・27日
東京都小金井市関野町の住宅地の網戸から採集 - 2008年10月28日
東京都八王子市廿里町の森林総合研究所多摩森林科学園内で下草を徘徊中のものを採集 - 2008年12月12日
東京都練馬区石神井公園 - 2009年3月27日
東京都千代田区皇居東御苑
など都内各地 - 2008年10月25日
埼玉県狭山市 - 2009年6月4日
神奈川県からの報告があり、
2009年までには首都圏に広く分布。 - 2020年までには
東北地方(岩手県・秋田県)
中国地方(広島県・鳥取県)
九州(福岡県・熊本県)
と広範囲で分布
2022年あたりから全国的によくみかけるようになったのではないでしょうか。
生態はどんな感じ?
5月〜6月頃に越冬していた成虫が繁殖行動に入る
↓
卵は10日ほどで孵化。
↓
5回目の脱皮で成虫となる。
↓
秋には全て成虫となり冬眠場所を
探し回りながら木の割れ目などに移動。
というサイクル。
樹皮の下や鳥類・ネズミ等の巣、家屋へ移動し
越冬する生態が知られています。
越冬のため大量の成虫が建造物内に入り込んだり、ポリエチレン製の配管設備などを吻で損傷するなど、家屋害虫となる場合もあるとのこと。
農業・食品産業技術総合研究機構によると
カナダでは、化学工場の壁面に、2,000匹以上の越冬集団が報告されています。
引用元:農業・食品産業技術総合研究機構
集団でいたらギョッとしますね^^;
カメムシが大量発生していますので
日本でも越冬集団を見かけることが
増えるかもしれませんね。
何度で冬眠するの?
マツヘリカメムシに限らず、
ほとんどのカメムシが成虫で越冬します。
カメムシは15度を超えると活発に活動。
15度以下で活動が鈍り、
10度以下か10度前後で冬眠します。
マツヘリカメムシは危険?
マツヘリカメムシに毒はないので
人間の健康には脅威を与えないそうです。
ただ、マツ科植物の種子や
新芽の害虫とのことです。
カメムシみたいな虫の臭いは青りんご!?
カメムシとなると、気になるのはやっぱり
「におい」ですよね。
鳥取県立博物館の鶴智之学芸員によると
「青リンゴみたいな香りがする
という人がいる」
とのこと。
私も嗅いだことがありますが、
確かに「青りんご」といえばそんな感じで
フルーティーといいますか、
甘酸っぱい感じで何とも言えない感じ。
決して青りんごのいい匂いとは言い難く
鶴智之学芸員と同じで
青臭い強烈な香りですね。
やっぱりくさい^^;
カメムシみたいな虫で茶色の細長い大きな虫まとめ
以上をまとめると
- カメムシみたいな虫で茶色の細長い
大きな虫の正体はマツヘリカメムシ - マツヘリカメムシのにおいは
フルーティーで青りんごの匂い
といえばそうだけど
青臭い強烈な臭いだと思う
ということでした。
お読みいただき
ありがとうございました。
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